Marinha



アグア・マリーニャ・アス・ラグリマス Água-Marinha as Lágrimas (涙のアクアマリン、愛称マリーニャ)

海水青色のアクアマリン。
胸を締めつける不信と不安、それを克する無垢な愛情からなる。
かつてはポルトガル貴族の血をひく女性の所有。
女性は、ひとつの悪意ない裏切りに苦しみ、この宝石に心慰められていたが、
幸福の訪れを契機に「泣けなかったわたしの涙ごと持っていってほしい」と語り、ある人物に手渡す。
名はブラジルのフォークロアに由来する。

  フォークロア:
  むかしむかし、孤独な王女のさびしい声にこたえて海の精霊が現れ、友達になった。
  精霊と王女は互いに助けあう約束をした。
  精霊は王女を惜しみなく助けたが、王女はうっかり約束を忘れ、その望みを叶える機会を永久に逸した。
  精霊は海の底で一人、潮騒に泣き声をひそめていたが、
  やがて流した涙を宝石に変え、岩に隠して去っていった。

ある人物とは同じアクアマリンの化身であるエギュ・マリーヌ・ドゥ。従姉妹石。(担当煌翡芽氏)



連想語:




作品:

「アクアマリン」  2016/07/02
「涙のアクアマリン。。目覚め」  2017/06/04










 
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