Hyalus



イアルス・ラメンティ Hyalus Lamenti (嘆きの硝子、愛称イアルス/イア)

水底で銀化した古代硝子片。
忘却と記憶の異化をつかさどる。
往時は高価な硝子杯。
運搬船が洋上で遭難、漂流し、シディブサイドの砂泥に埋もれ、銀化して真珠光沢をおびた。
手にする者の悲傷の記憶を柔らかなものに変えていく力をもつが、
記憶を呼びさまして夢に見せることがあり、忌避した所有者からしばしば手放された。
最後の所有者は全身に障害を負った英国人少女。
自由と美への夢想を体現した姿をとり、その魂とともに旅する。
少女は口述筆記でそれを物語にした。
輝石の館には自ら到達した。



連想語:




作品:

「first impression」  2016/6/20












 
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