アメティスタ・デラ・シビーラ Ametista della Sibilla (シビュラの紫水晶、愛称シビーラ)
すきとおった紫水晶。
苦痛と、それがやわらげられた安らぎから生じた。
ティブルのシビュラが所持していたともいわれ、オーナーに優しい夢と安息を与える。
直近のオーナーはとある紳士であり、イタリアの片田舎でこの石を購入した。
指輪にして身に着け、何故か愛おしくさえ思える石で、と親友には零し、
実際、ひとりでいるときに、若い娘の姿となったシビーラと語り合っていたようだ。
石ゆえか何ゆえか、紳士は生涯独身を通し、
その死後相続人となった親戚のもとから盗まれた。
連想語:
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作品:
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